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第1回「実は怖いマダニ?!」

■マダニ【昆虫】の特徴と生態
・特徴
小さい頃は米粒サイズ (3~4mm)、成長し血を吸った後はパチンコ玉サイズ(10~20mm)
血を吸う前は探すのが非常に困難ですが、多くの場合血を吸った後はイボのように見えます

・生態
全国どこにでも生息しています
5~12月に発生し、ピークシーズンは春と秋の年2回あります
最近の報告では冬場も動きが鈍くなるだけで、活動していると言われています
当院でも冬場にダニが寄生している動物が増えてきています
動物への寄生→血を吸う→落下→脱皮を繰り返し成長します
ペットに付着した後は毛の薄い部分で血を吸います

■マダニによる被害
・直接的な被害
皮膚炎:刺された部位に皮膚が赤くなる、腫れるなどの炎症が起こります
皮膚の損傷:マダニは口を皮膚に突き刺しセメント状物質で固めます。無理に除去するとマダニの口がペットの体内に残り膿んでしまいます

・マダニが媒介する代表的な病気
◎SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
・主な症状
発熱、消化器症状(食欲不振、嘔吐、下痢、腹痛)、意識障害、神経症状、リンパ節の腫脹、出血症状などを起こします。人がSFTSに感染した場合の致死率は6.3~30%、犬は30%、猫は60~70%です

・原因
SFTS ウイルスを持ったダニに刺されて感染する場合と、人からうつる場合があります。まれな例として飼育されているペットの血液や便から感染することも否定出来ないといわれています。感染経路については、まだ不明な点も多い病気です

◎バベシア症
・主な症状
赤血球が壊れることによる貧血が原因で発熱・歯ぐきが白くなる・茶色い尿が出るなどの症状が、感染してから2~3週間で現れます。手当が遅れると重度の貧血、歯茎が黄色くなるなど、多くの臓器が機能しなくなる症状などが起こり場合によっては死んでしまうこともあります

・原因
バベシア(赤血球に寄生する原虫)が赤血球に寄生することにより起こります。バベシアはマダニの体内に潜んでいて、マダニが血を吸うとともに他の犬に感染します

詳しい予防方法は別記事にてお知らせしますが、詳しくはスタッフまでお尋ねください。